1. ホーム
  2. ハッテンボール
  3. 教えてくださいお客様!ハッテンボールは御社の発展に貢献してますか?<主治医のような社労士法人 岡本洋人代表>:後編

教えてくださいお客様!ハッテンボールは御社の発展に貢献してますか?<主治医のような社労士法人 岡本洋人代表>:後編

ハッテンボールのよくわからないサービス内容を詳らかにするべく敢行したお客様インタビュー。話が盛り上がりすぎて10年前のお取引の話で前編が終わってしまいました。すみません。後編では、自分たちでもうまく表現できないうちのサービスの本質を、岡本代表が上手に明らかにしてくださいました。なるほど、こう言えばいいのですね。ありがとうございます!

<聞き手=外山夏央>

【主治医のような社労士法人】北海道札幌市と沖縄県宮古島にオフィスを構える社会保険労務士事務所。「主治医のような社労士であろう」という哲学・理念のもと、お客様のためなら社会保険労務士の守備範囲をひょいっと超え、弁護士や会計士、税理士、行政書士などの人脈を活かしてあらゆる悩みを解決。大企業から中小企業まで日本中に顧客を持ち、幅広いサービスを提供している。https://shujii.co.jp/

100年続くビジョンをつくる。

ー外山:最初のお仕事からずいぶん経って、またご連絡いただいたんですよね。

ー岡本さん:伊藤さんに、100年先までのビジョンをつくってくれないかという相談をしました。2016年の3月ごろかな。ちょうど2016年9月に独立して10周年になるタイミングだったので、お客様にも集まっていただいて発表しようと考えていたんです。自分で文章に落としたりもしたんですけど、これじゃあうまく伝わらないだろうなという感覚があった。そんなときに伊藤さんの顔が浮かびました。

ー外山:何が足りないと感じたんでしょう?

ー岡本さん:言葉の力ですかね。単に文字を書くだけならいくらでもできるけど、これじゃあただの文字の羅列だと感じたんです。 

ー外山:確かに、私自身も横で見ていて「これをまとめるのは難しそう……」と感じていました。岡本さんがやりたいことはとても具体的で明確だったけど、100年後の社会がどうなっているか誰もわからない中で、世の中の動きも含めて大局的にどう方向づけるか、どう表現していくべきなのか。「こりゃ大変だ~!」って。

 ー岡本さん:10周年のイベントでは僕の経営の師匠でもあるフォーバル創業者の大久保秀夫さんに講演をお願いしていたので、師匠の手前中途半端なものは出せません。イベントの日にちも10月2日と決まったので、いよいよお尻に火が付いてしまった。ただ、伊藤さんなら以前のように、私の頭の中の構想と伊藤さんの「こういう風になってよ岡本さん」という期待を組み合わせて良いものをつくってくれる予感があったんです。

ハラハラさせてしまって、すみません。

ー外山:ただ、伊藤もかなり苦労して書いていたと思いますよ。

ー岡本さん:いつまでたっても音沙汰なかったですからね(笑) イベントの日取りは10月2日と決まっているのに、8月になってもまだ連絡が無くてすごくドキドキさせられました。9月に入って一気に案がたくさん出てきて、ハイスピードで進んでいった。9月の末に、イベント当日に流すアニメーションムービーと100年ビジョンがまとめられた冊子、ノベルティとして渡す付箋の3点セットが無事納品されてホッとしました。

ー外山:いつもすみません……!

ー岡本さん:ドキドキさせるのやめてくださいよ~っていつも思うけど、毎回そのドキドキを上回るものが上がってくる。映画みたいですよね。ハラハラドキドキさせて、最後ハッピーエンドで終わるっていう。あれは伊藤さんの演出なのかな。

ー外山:いいえ、決してそのようなことは……。冊子として渡すだけじゃなくイベントで流す映像も必要だというアイデアは、実はかなり早い段階から出ていたんです。でも、どんな映像ならその場にいるお客様やスタッフさん全員に「一緒の船に乗るんだ」「この船で未来に漕ぎ出すんだ!」と思っていただけるか、表現はかなり模索した記憶があります。 

ー岡本さん:おかげで、本当に多くのお客様が「あのイベントはすごく感動しました!」と言ってくれました。映像を観て泣いている方もいましたよ。

ー外山:それはすごいですね。嬉しい!

ー岡本さん:冊子の方も、ビジョン部分は僕が言ったことをきれいに整理して、響く言葉にしてもらった感じでしたが、いちばん驚いたのは17個のテーマ。「お客様満足」「組織づくり」「人間磨き」という3つの領域で17個に分けて書いてくれたんですが、それがどれも本当に素晴らしいというか、「岡本さんこういう風になってよ!」「こういう人材を育てていこうよ」という伊藤さんの期待がたくさん詰まっているように感じて身が引き締まりましたね。

コーチであり、コンサルタントでもある。

ー外山:岡本さんにとって、ハッテンボールってどういう存在ですか?

ー岡本さん:伊藤さんは兄貴、外山さんは妹みたいな存在ですかね。僕の想いをスタッフ以上に理解してくれているし、同志というか家族のように感じています。永遠に死ぬまでお付き合いを続けていきたいですね。

ー外山:こちらこそ、ぜひお願いします!

ー岡本さん:伊藤さんと話していると、あるレベルを超えたクリエイターってコーチでありコンサルタントでもあるんだなと感じるんです。コーチングのように自分の想いを吐き出させてくれて、整理するお手伝いをしてくれる。なんとか総研とかなんちゃらコンサルティングの中途半端なコンサルより、1000倍くらい価値があると思いますよ。

ー外山:なんとか総研……(苦笑)

ー岡本さん:彼らのコンサルティングノウハウって、基本的に過去の事例がもとになっている。すべて過去のものなんです。人のノウハウや知識を自分のもののように話して、よそからお金をもらうというビジネスモデル。ハッテンボールさんはその真逆ですよね。ないものを自分の中から生み出していく。伊藤さんの場合、自分の人生観とか社会を見る目もコピーに反映されていますよね。 

ー外山:私は岡本さんもそうだなと思いますよ。岡本さんと会う前は、社労士って知識商売だと思っていたんです。法律等の知識と過去の事例を組みわせて問題解決しているのかなって。でも、主治医のような社労士法人と掲げている通り、お客様の現場の人間関係までを見つめて組織のどこに問題点があるかを発見し、絡まった糸を丁寧にほどくような仕事をされている。それは知識だけがあってもできないですよね。

ー岡本さん:実はアポイントで1時間話すときも、社労士的な話をする時間は5分くらいしかないんです。「労働環境をどうする」みたいな話はすぐ終わり。それ以外は、社長がやりたいことや今取り組んでいることを深堀して聞いていって、「じゃあ次はこういうことチャレンジしてみましょう」みたいな未来の話で盛り上がっています。 

ー外山:お客様が問題だと認識していないところに切り込んでいったりもしますよね。それが未来の社労士の姿だなと思うし、私たちと共感、共鳴し合える部分なのかもしれません。

ー岡本さん:企業に提供したい価値が似ているんですよね。うちのサービスメニューの中に「ミッションやビジョンの構築支援」というものが入っていますが、ホームページにパートナー企業としてハッテンボールさんの名前と伊藤さんの写真も入れさせていただいている。

ー外山:素晴らしいお客様をたくさんご紹介いただいていますよね。

ー岡本さん:「主治医のような社労士法人」とか100年ビジョンとか、僕が作ってもらったようなものをつくりたい!とお客様によく言われるので、「じゃあいい人いますよ」と自然な流れでハッテンボールさんを紹介しています。むしろ、紹介しているというより、パートナーとして一緒に仕事を受けている感覚です。ミッション、ビジョンがはっきりすれば、その企業の進むべき道や特徴がはっきりしてくる。社長がやりたいこと、お客様がやりたいことの実現に近づくので、一番やりがいのある仕事の一つですね。

ー外山:本当に、そんなお仕事に一緒に携わることができて幸せです。 

ー岡本さん:ミッション、ビジョンの構築を検討されている経営者の方は、ぜひ当法人もしくはハッテンボールさんにご連絡ください。 

ー外山:ください!

といったかたちでいきなり始まったお客様インタビュー企画。これからも定期的に発信していく予定です。第三弾くらいまでは続くといいなあ……。

PERSON