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中小企業こそブランディングが必要な理由とは?

最近では「ブランディング」という言葉があらゆる場所で使われるようになりました。

それこそビジネスの場だけではなく、アーティストや若い世代のYouTuberが「ブランディング」という言葉を使っているところを見かけることも増えました。実際、あらゆる場面においてブランディングは大事な考え方ですし、情報社会が発達したこれからの時代を生き抜いていく上では、すべての分野においてなくてはならない取り組みといえるでしょう。

私たちハッテンボールは、中小企業のお客様を中心にブランディングを行っている会社です。そこで、私たちがなぜ「中小企業にこそブランディングが必要である。」と考えているかという理由と、その効果についてお話ししていこうと思います。

そもそも、大企業のブランディングと
中小企業のブランディングの違いとは。

「なぜ中小企業にブランディングが必要なのか?」というお話しをする上で、まずは大企業のブランディングと中小企業のブランディングがどう違うのかをお話ししようと思います。
大企業のブランディングと、中小企業のブランディングは目指すところは同じではあるものの、それに至るプロセスやスタート地点が違うため、それぞれの違いを紐解くことで深く理解することができます。

大企業のブランディングについて

大企業にあって、中小企業にないもの。おそらくいくつか挙げられると思いますが、ブランディングという観点において重要視すべきは、魅力的な商材を持っていたり、魅力なサービスを持っているということです。例えば「日清」という会社を聞けば「カップヌードル」を連想するでしょうし、「トヨタ」と聞けば「プリウス」などの車が思い浮かぶでしょう。誰もが知っている商材やサービスを、多くの大企業は持っています。

企業ブランドとは、その企業の持つ魅力のことであり、企業の持つ魅力とは、企業の商材やサービスに直結します。つまり、すでに広く認知されている商材・サービスを持つというだけで、企業ブランドの土台は出来上がっているのです。世に知られ、認知されている商材を持つような大企業は、そもそものブランディングのスタート地点が中小企業とは違うのです。

中小企業のブランディングについて

一方、中小企業はどうでしょう。全国に存在する中小企業の多くは、例に挙げた「日清」や「トヨタ」とは規模も知名度も違いますし、扱っている商材やサービスも違う。基本的には、その会社がどんな会社なのかがそもそも知られていないケースがほとんどです。

しかし、「自社を知ってもらうためにプロモーション・広告を打とう!」といきなり手を打とうとするのはまだ早いです。その前に、まず最初にするべきなのは「企業の魅力」を整理するということ。そもそも自分の企業にどんな魅力があって、ストーリーがあるか。それを自社で理解しなくては、認知や集客をしたとしても意味がありません。だからこそ、まず「企業の魅力」を整理することから始まります。

とはいえ、「ウチの会社の魅力ってなんだ?」と明確な答えを出せない経営者の方もいるかもしれません。しかし、どの企業にも必ず「固有の魅力」というものは存在すると私たちは考えます。

例えば

  • ・ニッチ市場において、商品そのものよりアフターサポートのきめ細やかさで高いシェアを守り続けてきている
    ・社員を人として大切にする文化があるがゆえに、人間らしいホスピタリティをお届けできている
    ・地域社会に貢献しているがゆえに年配者ほど好感を抱いていてそのイメージが若い人にも伝承されている

など、どの企業にも深掘っていけばさまざまな魅力を発見することができます。それらをまず整理し、理解する。「自社の魅力を世間に知らしめるためには、自社の魅力を理解することから。」それが中小企業のブランディングのスタート地点です。

 

中小企業がブランディングをすることによって得られるものとは?

それでは次に、「中小企業がブランディングをすることによって、何を得られるのか」ということをお話させていただきます。ブランディングの効果は多岐に渡りますが、ここでは大きく3つご紹介します。

効果その1:売上が伸びる

本全国に存在する中小企業の数は430万社と言われています。数多ある企業の中で、自社のサービスを伸ばし、売り上げを増やしていくためには、差別化を図っていく必要があります。差別化を図るということは、「その企業にしかないモノやコト、マインドを見つける」ということです。その企業の内実や商材にしかない魅力が伝わることで「この会社を選んでみよう」「この商品を選んでみよう」という購買・選択という消費行動に繋がり、売り上げを伸ばしていくことができます。

もしかすると

「広告をたくさん打って集客をすれば売上は上がる。ブランディングって本当にいるの?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、それは間違いではないです。ただし、短期的かつ持続性のない方法という意味で正しいと言えるでしょう。中長期的に継続して顧客やリピーターを増やしていくためには、自社の魅力(ブランドの土台)を理解し、その上で最適なターゲットに最適なコピーやデザインなどで魅力を伝えることが必要。つまりはブランディングという考え方なしで、刹那的に集客を行なっても、長期安定的に顧客を増やしていくことはできないのです。

効果その2:組織力が向上する

企業の魅力を整理する、というのはステークホルダー以外にもポジティブな効果を及ぼすことができます。会社の魅力とストーリーを知ることで、自分達のアイデンティティと目指すべき方向が見えるためです。

ここで、とある話を引用させてください。

「中世のヨーロッパで旅人が3人のレンガ職人に出会いました。
旅人が『何をしているんですか?』と聞くと、
1人目は『親方の命令でレンガを積んでいるんだよ』と面倒くさそうに答え、
2人目は『レンガを積んで壁をつくっているんだ。大変だが賃金がいいからやっているんだ』と答えました。
3人目は『完成まで100年以上かかる教会の大聖堂をつくってるんだ。完成すれば多くの信者の拠り所となるだろう。こんな仕事に就けて本当に光栄だよ』と答えるのです」

この話を会社組織に当てはめて考えてみましょう。ここに登場する3人の職人があなたの会社の社員だとします。すると、1人目と2人目、3人目の社員、どの社員が最も高いパフォーマンスで働くことができるかは明白でしょう。つまりここで言いたいことは、社員の働くパフォーマンスは、自社の存在意義への理解に直結するということです。自社の魅力を整理することは、社員が目指す方向性を示し、組織力を強化することに繋がります。

効果その3:優秀な人材を採用できる

ブランディングとは、自社の「理念」「事業価値」「競争優位」「顧客共感点」「社風=人柄」「哲学」「将来」などを整理することですが、これらは採用においても良い効果を発揮します。

これまで言語化しえなかった「事業内容とその価値」をわかりやすく伝えることで、求職者はその会社のアイデンティティを素早く理解するようになりますし、「理念」といった会社の人格を表す言葉が確立すれば、その会社に合った人材からの応募が増えることでしょう。つまり、企業ブランディングで企業の魅力を整理するということは、採用ブランディングにも通ずるわけです。企業の魅力が伝わりやすいから、就活生にも興味を持ってもらいやすくなる。結果的に会社に合った優秀な人を採用することができる。また、採用コストの低下にも貢献することができるでしょう。

私たちハッテンボールは、企業ブランディングのお手伝いをする際に、採用の支援をさせていただく機会も多いです。ブランディングと採用活動は切っても切り離せない部分であり、その二つに一貫性を持たせることでよりよい企業ブランドを構築していくことができるのは間違いありません。

企業ブランディングと採用ブランディングの関係については、詳しくはこちらをご覧ください。

勝手に企業ブランディング論①:もともと「ブランディング≠企業ブランディング」だった?

マーケティングとブランディングって、何が違うの??

ブランディングの必要性について言及しましたが、ここでブランディングとマーケティングの違いと役割についてご説明しようと思います。これら二つの概念は密接に関わり合う行為であり、どちらかを説明してどちらかに触れないということはできないためです。というかそもそも、「マーケティングとブランディングってどう違うの?」という疑問を持たれる方は多いんじゃないでしょうか。

ブランディングとマーケティングは同じであり、違くもある。

人によっては「マーケティングとブランディングは対立概念だ」であったり「マーケティングもブランディングも本質的には同じだ」という考えを持つ方が多くいます。あくまで個人的な意見にはなりますが、どちらも正しい答えであるという風に私は考えています。

なぜなら、マーケティング活動も、企業ブランディング活動も、どちらも目的とするところが「企業利益の最大化、であり、企業価値の最大化」であるからです。しかしながらその目的に達するための手段が異なると思うのです。どういうことかといとうと、マーケティング活動は「販促の「仕組み」を考え、整えていく行為のこと」で、ブランディング活動とは「その企業や商材の市場価値を確立させる行為のこと」を指すのだと思います。

人間だって同じで、自分の強みや特長、めざす方向性をちゃんと把握していない人、自分の魅力や実現したいことをどう伝えればいいか整理できていない人(ノーブランディング人間)が、どれだけ売り込み策(マーケティング)をあれこれ企画したところで、うわっすべりするばかり。「この人いいな」という共感と評価を手に入れることは、まずできません。

逆も然りで、自己ブランドをどれだけ整理していても、それを人に伝えるための表現方法と場づくり(マーケティング)をおろそかにしていては、うわっすべりさえできない「永遠の自己満足」で終わってしまうでしょう。

どちらも、目的は同じであれ手段が違う。しかし、どちらも利益を拡大するためには欠かせない行為。「ブランディングよりマーケティング」といった偏った考えではなく、両方に取り組んでいくことが利益を最大化させる近道なのだと考えます。

ブランディング屋兼、マーケティング屋。
中小企業の伴走者、ハッテンボールです。

最初に「中小企業のブランディング支援を得意とするハッテンボールです」と書きましたが、私たちはマーケティング支援ができない会社、というわけではありません。むしろその逆で、ブランディングとマーケティングの合わせ技を得意とする会社です。

企業理念やCIを作って終わり。ということはしません。その後の販促やマーケティング活動も支援させていただきます。前記しましたが、ブランディングは儲けるためにやる必要があるわけですから。

おそらく経営者の方達には十分に理解いただいているかと思いますが、「これさえやればブランディングはうまくいく!」という方法はありません。その企業によって持つ魅力や商材がサービスが違うのですから、魅力の整理の仕方も、正しいマーケティング方法も、その会社の数だけ存在するといっても過言ではないです。

じゃあどうすればいいのか。最後に弊社の宣伝になってしまいますが、ハッテンボールにお任せください。
餅は餅屋。というように、中小企業のブランディングは、ハッテンボールへ。
お話だけでも。お茶だけでも。ぜひお待ちしております。

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