1. ホーム
  2. ハッテンボール
  3. 教えてくださいお客様!ハッテンボールは御社の発展に貢献してますか?<主治医のような社労士法人 岡本洋人代表>:前編

教えてくださいお客様!ハッテンボールは御社の発展に貢献してますか?<主治医のような社労士法人 岡本洋人代表>:前編

「ハッテンボールって何屋なの?」と、良く聞かれます。

広告はつくっているけど広告屋ではない。企業の採用ポリシーや理念開発、商品・サービスの開発なんかにも携わったりします。一言で言えば、「御社を発展させる施策ならなんでもやらせてください!」ということ。広告の枠に縛られない提案力が強みだと自負しています。

しかし!「なんでもやる」って、わかるようでますますわからない。具体的に私たちには何ができるのか少しでも知ってもらえるように、お客様にインタビューを敢行しました。第一弾は、「主治医のような社労士法人」の岡本代表。本音を語っていただきます!

<聞き手=外山夏央>

【主治医のような社労士法人】北海道札幌市と沖縄県宮古島にオフィスを構える社会保険労務士事務所。「主治医のような社労士であろう」という哲学・理念のもと、お客様のためなら社労士の守備範囲をひょいっと超え、弁護士や会計士、税理士、行政書士などの人脈を活かしてあらゆる悩みを解決。大企業から中小企業まで日本中に顧客を持ち、幅広いサービスを提供している。https://shujii.co.jp/

作ったのは名刺というより、理念と哲学。

ー外山:お久しぶりです岡本さん!

ー岡本さん:ご無沙汰してます。

ー外山:今日はお時間いただきましてありがとうございます!ハッテンボールMIXのお客様インタビューとして掲載させていただきたいのですが、ハッテンボールの良いところだけじゃなくて、悪いところも全部ひっくるめて本音を教えていただけますと幸いです。

ー岡本さん:わかりました。全部喋りますよ。

ー外山:お願いします!(笑) まずお取引のきっかけからお伺いしたいのですが、ハッテンボールが創業する以前から弊社の伊藤とはお付き合いがあったんですよね?

ー岡本さん:そうですね。ちょうど10年ぐらい前。独立開業して4、5年目ぐらいだったと思うんですが、事務所のHPも未完成で。HPくらいちゃんとしたもの作りたいなと、ブランディングのコンサルやってる知人に相談したら、「すごい人がいるから紹介するよ」って会わせてくれたのが伊藤さんだった。

ー外山:そのときはHPを作ったんですか?

ー岡本さん:HPに限らず広告として何かしっかりしたものが作りたいという話をして、1時間半くらい取材を受けたんですが、後日提案いただいたのが『名刺』だったんです。

ー外山:名刺?

ー岡本さん:そう。名刺。でもただ社名が格好良くデザインされているとかそういうものじゃなく、名刺サイズの8ページのリーフレット。うちの理念とか哲学、スローガンが書かれていて、「こういう想いで仕事をしています」と会う人会う人に配ればいいじゃんって。

ー外山:なるほど。その名刺、今も使われているんですか?

ー岡本さん:ずっと使ってますね。伊藤さんが他のコピーライターとまったく違うなあと感じるのが、僕が言ったことを翻訳して言語化するだけじゃなく、伊藤さんの中の「岡本さんにはもっとこうなってほしいから頑張れ~!」みたいな期待が込められている気がするんですよね。

ー外山:へ~!例えばどんなところに?

ー岡本さん:インタビュー中に、「中小企業にはもちろん寄り添いたいが、大企業の仕事もちゃんとやりたい。なぜなら難易度の高い複雑な相談がいっぱい出てくるから」という話をしたんです。そうしたら、サービスポリシーの1つ目に「大きな企業様、難問をありがとう。むずかしい問題にこそ感謝して挑む。逃げない、やり切る」と出てきた。そこまでは言ってなかったんです(笑) 名刺に書いたからにはもう逃げられない。

あのフレンチレストランのような社労士法人に。

ー外山:宣言することで背筋が伸びますよね。「主治医のような社労士法人」という言葉が出てきた背景は?

(オフィスオカモトさんのロゴと一緒に、弊社伊藤の書いたタグラインが使われています)

ー岡本さん:2つ理由があって、1つ目は青山にある「カシータ」というフレンチレストランの話をしたんですね。ある本に「青山に絶対にNoと言わないレストランがある」と書いてあって、そこのオーナーの講演を聞いたり、実際に店舗で食事してみたんです。1人1万5千円くらいのコース料理だったんですが、サービスが素晴らしすぎて、「安い!」と思った。 

ー外山:へ~!いったいどんなサービスだったんでしょう?

ー岡本さん:本当に、Noと言わない。メイン料理が出る前に、ちょっと小腹が空いたので無茶だなと思いつつ「おにぎり出せますか?」って聞いてみたんですよ。

ー外山:それはだいぶ無茶ですね。

ー岡本さん:普通のお店なら「メニューにないのでできません」とか「確認してきます」って返ってきますよね。でも、そのスタッフさんは即答で「具材は何になさいますか?」と聞いてきた。

ー外山:お~!

ー岡本さん:食事の内容だけではなく、あらゆるサービスで喜ばせたいという想いが全員の心に流れているんですよね。カシータのような、Noと言わない社労士事務所にしたいという話をしたのは覚えています。もう一つは、独立のきっかけの話ですね。

ー外山:そういえば、どうして独立しようと思われたんでしょう?

ー岡本さん:前職で7年間修業させてもらったんですが、あるとき、僕が提案して受注した案件を2件立て続けに「断ってきなさい」と言われてしまったんです。別部署の担当だったのですが、会社都合の内向きな理由で断らざるを得なくなってしまった。それが本当に悔しくて。社労士業務だけじゃなく、幅を広げてお客様のためになることは全部やりたいという想いが生まれた。カシータの話とこの独立を決意した話に、伊藤さんの「こういう風になってよ岡本さん」という想いが合わさって「主治医のような社労士法人」という言葉が生まれたんだと思います。

ー外山:そうだったんですね。当時はスローガンだったと思うのですが、今はもう法人名になっていますよね。

ー岡本さん:うちはもともと個人事業主としてやっていたんですけど、法人に変えていこうと考えたときに、名前は一瞬で決まりました。何も迷うことなく。社名って、その会社がどんなことをやっているか表すもの。だったら、「主治医のような社労士法人」しかないだろう、と。自分たちへのプレッシャーにもなりますしね。この言葉ができてから今でも「主治医のような社労士法人ってどんな存在だろう?」と、何度もスタッフたちと議論を重ねています。時代が変われば求められるものも変わるので、永遠に追求していくべきものなんだろうなと思いますね。

 長くなったので、後編へ続きます!

PERSON