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勝手に選書2021(今年読んだ良本10選)〜後篇〜

2021年に読んだ本からいくつかご紹介させていただく「勝手に選書(後篇)」です。
年をまたいでしまいでしまい、さらには2月になってしまいました。汗

自分の時間(著:アーノルド・ベネット)

「1日24時間でどう生きるか」ということについて、書かれた名著。発刊は20世紀初頭。なんと100年(あるいはそれ以上)も前から、人は1日の時間の使い方に悩まされているとは…。『朝目覚める。するとあなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている』といった「考え方」や、『週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする』といった「取り組むべきこと」などなど…時間に対する様々な気づきにハッとさせられます。「“時間”を言い訳に出来なくなること請け合い」の、ある意味怖い一冊です。笑

無理ゲー社会(著:橘 玲)

橘玲氏が自身の現代社会を描く近著 三部作の2作目に位置づける当著書(前著は『上級国民/下級国民』)。表紙に副題的に入る「才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア」とう文言がタイトルに負けず刺激的です。格差社会と言われて久しいですが、遺伝ガシャ、知能格差、性愛格差、、、思わず未来を嘆きたくなるような重たい「現実」が目次から羅列されています。そして「日本詰んでる」で終わらず、向かうべき方向の提示もありますが… 続きは、三部作の最後に位置づけられた『裏道を行け ディストピア世界をHACKする』(2021年12月発売)に?

池上彰教授の東工大講義 シリーズ

とにかく分かりやすくて、ありがたい。移動中にAudibleで聞いています。

OJTマネジメント(著:中尾隆一郎)

サブタイトル「自分で考えて動く社員が育つ」は、多くの企業で大なり小なり共感を覚える悩みポイントなのでは。部署マネジメントやチームビルディングで「なぜうまくいかない?」といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
本では、OJTで機能する人材育成をかなえるべく、自立自転する組織をつくるために開発したメソッドマネジメント「G-POP」を提唱しています。体系的に分かりやすくまとめられており、非常に実用的。

サピエンス全史 〜上・下〜(著:ユヴァル・ノア・ハラリ)

説明不要のベストセラー。「認知革命」、「農業革命」、「科学革命」という3つの革命が歴史を作った。人類種ホモ・サピエンスはいかにして生き残ったのか。そしてその未来は。小生ごときの知能では説明することもはばかれる一冊(苦笑)。

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以上、勝手に選書2021後篇でした。
また勝手に2022もアップしますので、お付き合いいただけますと幸いです‼

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